2019年度第4回目の「薬学セミナー」を、10月18日午後7時30分より約2時間にわたり、東京大学大学院
薬学系研究科の澤田康文教授によるレクチャーと輔仁薬局発表の2部構成で開催致しました。
この「薬学セミナー」は、輔仁グループに所属する薬剤師を対象に、2ヶ月に1回開催(年6回・偶数月)の
参加型セミナーです。輔仁グループの薬剤師は誰でも参加できます。
今回のセミナーは、以下の内容で行いました。
1)レクチャーコーナー
① 処方せんチェック、一般調剤、服薬指導のリスクマネジメント基礎編
② 処方せんチェック、一般調剤、服薬指導のリスクマネジメント応用編
③ ヒヤリとした・ハッとした・ホッとしたミニミニ事例
④ 研究最新情報
⑤ 薬物相互作用の基礎
2)輔仁薬局発表コーナー
① 輔仁薬局ヒヤリとした・ハッとした・ホッとしたミニミニ事例
② 輔仁薬局リスクマネジメント調査にみる、事例の報告
今回のテーマは「残薬調整、一包化日付印字等に関するトラブル、プレアボイド事例」
本調査は、輔仁薬局グループ内で上記テーマについて関連事例を調査・共有し、薬剤師の研鑽につなげる
ことを目的としています。
③ 輔仁薬局ヒヤリとした・ハッとした・ホッとした事例の詳細解析(2事例)
・「高齢患者にベルソムラ錠20mgが処方され、疑義照会後に処方変更となった」事例の詳細解析
・「残薬が発生する患者に、薬剤師がインタビュー。生活スタイルに合わせた用法を、処方医に提案。
実施後、アドヒアランスが向上し、検査値の改善が見られ感謝された」事例の詳細解析
※詳細解析事例発表者には、認定薬剤師研修単位3単位が付与されます。