『お薬手帳』をご存知ですか? お薬手帳は、お薬の名前や用法・用量、服用するときの注意や服用日数などを記録として残すためのものです。今回は、お薬手帳の上手な使い方についてお話しします。
◆使い方のポイント◆
①同じ手帳を使いましょう。
お薬ごとや医療機関ごとに分けずに一冊にまとめましょう。手帳が何冊もあると、医師、薬剤師がお薬の飲み合わせや重複をチェックできなかったり、チェックもれの危険があります。
②いつも携帯しましょう。
万一、事故にあったときなどに、いま使っているお薬の内容がわかり、救命救急処置などをおこなうときに役立ちます。
③自分でも書きましょう。
お薬手帳には、ご自分で書くページや欄があります。まず、副作用歴やアレルギー歴など、医師、薬剤師に注意してほしい事を書いてください。その他にも、体調の変化や質問事項など気になることをメモしておくと、相談するときに便利です。また、検査結果や医師、薬剤師からのアドバイスも書いておき、それを続けることで病気への関心も高まり治療にも役立ちます。また、市販のお薬も手帳に書いておくとより安心です。
お薬手帳は、上手に使うことで大変便利な「自分のカルテ」となります。まだお持ちでない方は、もよりの薬局でご相談ください。
それでは、お大事に。