2019年度第2回目の「薬学セミナー」を、6月14日午後7時30分より約2時間にわたり、東京大学大学院
薬学系研究科の澤田康文教授によるレクチャーと輔仁薬局発表の2部構成で開催致しました。
今回は実習生も2名参加して頂きました。
この「薬学セミナー」は、輔仁グループに所属する薬剤師を対象に、2ヶ月に1回開催(年6回・偶数月)の
参加型セミナーです。輔仁グループの薬剤師は誰でも参加OKです。
今回のセミナーは、以下の内容で行いました。
1)レクチャーコーナー
① 処方せんチェック、一般調剤、服薬指導のリスクマネジメント基礎編
② 処方せんチェック、一般調剤、服薬指導のリスクマネジメント応用編
③ ヒヤリとした・ハッとした・ホッとしたミニミニ事例
④ 研究最新情報
⑤ 薬物相互作用の基礎
2)輔仁薬局発表コーナー
① 輔仁薬局ヒヤリとした・ハッとした・ホッとしたミニミニ事例
② 輔仁薬局リスクマネジメント調査にみる、事例の報告
今回のテーマは「お薬手帳により発見した問題処方、トラブル、プレアボイド事例等」
本調査は、輔仁薬局グループ内で上記テーマについて関連事例を調査・共有し、薬剤師の研鑽に
つなげることを目的としています。
③ 輔仁薬局ヒヤリとした・ハッとした・ホッとした事例の詳細解析(2事例)
・「転院された患者の処方と薬手帳、持参薬の内容から、DPP-4阻害剤の重複を発見、疑義照会で
回避した」事例の詳細解析
・「患者が、お薬手帳を持たず、併用薬を正しく伝えずに起こった同効薬の併用を薬剤師が
インタビューで回避した」事例の詳細解析
※詳細解析事例発表者には、認定薬剤師研修単位3単位が付与されます。